1863

革新的時代

Sir Carl William Siemensが、燃料であるガスと燃焼を促す空気を予熱する蓄熱炉を発明。この工程は燃料の節約に役立つことが証明された。その他、2つの技術革新が生まれ、板ガラス業界における効率化を実現した。一つ目は13時間連続稼働が可能なBeivez冷却炉により徐冷時間が8時間から30分に短縮されたこと(1870年)。二つ目は、Siemensタンク炉(1873年)で、従来のつぼ炉に代わって導入されたことにより、ガラス溶融工程を連続して行うことが可能になった。