1925

フルコール法

 フルコール法による板ガラス引き上げ機械のモデル

1911年以降、ガラス製造は、職人による吹きガラス技法から、機械による「ラバース法」に変っていたが、ガラスメーカーのCrengeldanzは、画期的なフルコール法を使った板ガラスの製造ライセンスを購入。1925年に4基のフルコール法をヴィッテンに導入した。これは、垂直引き上げシャフトを利用し、重力に反してガラスを持ち上げ、上層階に至るまでにゆっくりと冷却。最上層部で作業員がガラスを1枚にカットする方式。