1920

板ガラスの販売開始

販売開始の新聞広告

当社は、初めての板引法によるガラスの生産に平行して販売の基本方針を策定し、1920年10月下旬には、東京・大阪の有力ガラス問屋など20数名を二島工場に招待し、初商談を行った。それまで円筒吹きのガラス工場しか見たことがなかった招待客は、切台に出てきたガラスの帯の上に土足で乗ってみて破損しないことに驚嘆した。同日、有力新聞紙にも、販売開始の広告を掲載するなど積極的な展開を開始した。