1932

型板ガラス「モール」の発売

型板ガラス「モール」

1932年に、当社はコルバーン式製板機による不透明な型板ガラス「モール」の連続的な生産に成功した。コルバーン式の製造法で、当社では溝付きロールを使用するため、ガラス板に縞模様が付いた。これをヒントに開発されたのが「モール」だった。同様の輸入品より価格が安く、縞模様が美しく明るい上、視線を適度にさえぎるために窓ガラスなどとして好評を博した。同時に、透明板の8ミリ、10ミリの極厚物の販売を開始し、製品ラインアップを拡大していった。