1941

徳永板硝子製造株式会社を吸収合併

徳永板硝子製造の製品出荷車両

徳永板硝子製造は、ガラス壜を製造していた徳永硝子と三井物産により1934年に設立された。翌年から型板ガラスを、1938年から普通板ガラスを生産していたが、戦時下の統制経済により板ガラス市況はふるわず、採算が悪化しつつあった。そうした状況下、同社と住友本社との間で合併の話が進み、当社は1940年11月に徳永板硝子製造との合併契約書に調印。翌年1月18日の株主総会で承認され3月に吸収合併した。これにより、当社は同社の尼崎工場を傘下におさめ、型板ガラスと網入ガラスをラインアップに加え、製品の幅を広げていった。