1949

尼崎に研究所開設

最初の研究所(尼崎市)

当社は創業以来、試験研究を工場で行っていたため、基礎研究は必ずしも十分とはいえなかった。しかし戦後、海外企業との競争に打ち勝つためには積極的な技術開発が必要であった。そこで、当社は創立30周年記念事業の一環として研究所の開設を決定した。住友電気工業の尼崎試験工場を買取り、高原知義取締役を中心にこの試験工場の改造プロジェクトが始まり、1949年11月に待望の研究所が開設された。同研究所は1968年に新しい研究所が誕生するまでの20年近くにわたって使用され、当社の技術力と躍進を支えた。