1956

熱線吸収ガラスの発売

冷房効率の向上に効果を発揮する窓ガラスとして、戦前より欧米では熱線吸収ガラスが使用されていた。当社は1953年より熱線吸収ガラス”ブルーペーン”の開発に着手し、1956年3月に四日市工場で初めて国産化に成功、翌月より販売を開始した。ブルーペーンは特殊な化学組成による淡青色のガラスで、太陽の輻射熱を大幅に吸収し、室内の冷房効果を高める機能を備えていた。その後”グリーンペーン®”など、色調も美しい熱線吸収ガラスを開発し、多様なニーズに応えていった。