1959

伊勢湾台風からの復旧

運輸大臣からの感謝状

1959年9月26日、超大型の伊勢湾台風が紀伊半島、東海地方を襲い、深刻な被害をもたらした。三重県では最大瞬間風速53mを記録し、四日市市とその周辺地域は完全に水浸しとなった。当社の四日市工場も護岸が破壊され、工場内は浸水し、生産活動を停止せざるを得なかった。しかし翌日からの懸命な復旧作業が続けられた結果、4日後の30日にはフル操業に復帰することができ、被害の大きかった名古屋を中心に、いち早く復興のためのガラス製品を連日出荷した。この貢献に対して運輸大臣から「板ガラス市場の混乱を予防し、被害地の復興に貢献した」として賞状が授与された。