1961

電子計算機の導入

当社は事務の合理化を徹底するため1961年に計数課を新設し、米国スペリーランド社の小型電子計算機ユニバック120を竣工直後の大阪本社ビルに導入した。このシステムは日常の計算業務に加え、生産計画や出荷、在庫計画にも活用された。当時、日本では電子計算機を営業と生産の連結に活用しているケースは珍しく、当社の取組みは各方面から高く評価され、NHK教育テレビ番組『現代科学講座 情報の科学-経営と情報』に取り上げられたほか、多くの官庁や企業から見学者が相次いだ。