1972

熱線反射ガラス“レフライト®”発売

レフライトを使用したNHK放送センター

熱線反射ガラス“レフライト®”の本格的な販売が1972年に開始された。レフライト®はフロート板ガラスの製造工程で金属化合物の溶液をスプレーし、熱分解によってガラス表面に金属酸化物の反射膜を焼付けた製品であった。可視光線を適度に取り入れながら日射エネルギーを反射し、冷房負荷を低減させる経済性に優れた機能を備えていた。また、レフライト®には特徴的なハーフミラー効果があり、ビルなどの建築物の窓ガラスに周囲の景色を映し出し、個性豊かな表情を外観に創り出した。