1975

タイミングベルト用“グラスコード”販売開始

タイミングベルトとグラスコード
タイミングベルトとグラスコード
耐油ベルトを使用したエンジン
耐油ベルトを使用したエンジン

“グラスコード”は1960年代に米国でタイヤの補強材として普及した。その後、主な用途として自動車用タイミングベルトの補強材に使用されるようになった。そこで、日本硝子繊維株式会社(現:高機能ガラス事業部門)はタイミングベルトに的を絞って開発を行った。1975年には、ガラス繊維にCR(クロロプレン)ゴムをコーティングしたグラスコードの販売をスタート。次いで1983年に耐熱性を向上させたH-NBRグラスコードを開発。さらに1986年に耐久性を向上させた高強度グラスコード, 2007年に耐油ベルト用グラスコードなど、多彩な製品を次々と開発していった。現在は日本、欧州、北米、中国で生産し、世界No.1のグラスコードメーカーとして自動車用や産業用ベルト向けに製品を供給している。