1995

網なし防火ガラス“パイロクリア®”の発売

パイロクリア®と網入りガラスの比較

日本では建物の開口部から延焼する恐れがあるところには、網入り板ガラスを使用することが法的に義務づけられていたが、見た目に圧迫感を与えるという課題があった。当社はこうした課題に応えるべく、1995年9月に網なし防火ガラス“パイロクリア®”を開発・発売した。パイロクリア®は特殊なエッジ処理と超強化処理を施したガラスで、ワイヤレス防火ガラスとして、安全で明るく開放的な空間を提供している。また同月ドイツ最大のガラスメーカー・フラハグラス社から輸入した防火ガラス“パイロストップ”を発売した。これは、火災が発生すると発泡して熱を遮断する多層ガラスで、火災の際、確実に熱を遮断する必要がある場所に使用されている。