2004

セルフォック®・レンズ・アレイ(SLA)の増産

SLA製品写真
SLA製品写真
SLA構造図
SLA構造図

2000年代に入り、インクジェットプリンター市場は単機能プリンターから、スキャナ-、コピー、プリントといった複合機能を持ったプリンター(MFP: Multi-Function Printer)の個人向けニーズが急速に拡大していった。MFPのスキャン方式ではセルフォック®・レンズ・アレイ(SLA)を使ったCIS(Contact Image Sensor)方式を採用することでプリンターを小型化することができるため、CIS方式が広く採用されるようになっていった。当社は2004年にSLAの需要拡大に対応するため、相模原事業所や蘇州板硝子電子で大幅な生産能力の増強を行った。その後もMFP向けSLAの需要は増え続け、さらなる増産化を図った。